宇都宮VS浜松餃子戦争

栃木県の宇都宮市が、静岡県浜松市を抜いて、4年ぶりにギョーザ購入額が日本一になったそうです。
この2市による覇権争いは有名ですよね。twitterでもかなりの話題になっていました。
宇都宮の皆さんは、久しぶりの奪還に喜んでいることではないでしょうか。


しかし、これが地獄の蓋を開けてしまうことになるとは…


おそらく、すでに浜松市民の戦闘準備は整っているはずです。
ある者は定期預金を解約し、またある者は子供の奨学金に手を付けるなどし、調達した資金でこれから狂ったようにギョーザを買いあさることでしょう。
市内のギョーザ製造業者が生産ラインをフル回転させるも、宇都宮への怒りに我を忘れた浜松市民の消費行動に追いつくはずはありません。
そして品薄になったギョーザが高額で取引されるようになります。
昨日は300円だった8個パックが今日は600円。明日は850円になっていることでしょう。
こうなってしまっては為替や株取引と一緒です。
ギョーザが値上がりしそうなタイミングで買い占めを図るファンドや、値崩れしだすと慌ててギョーザを手放す個人投資家たちによる駆け引きが日夜繰り広げられるようになります。
そのうち、投資家のネット口座を狙ってハッカーが大量のギョーザを不正アクセスで引き出し、
なんやかんやでコインチェックの社長が全額返済することになる。