つまりそれは前フリが長いということで

アグレッシブという言葉は、なんであんなにアグレッシブなんだろう。


ちょっと皆さん、ためしに"アグレッシブ"と声に出して言ってみてください。


・・・ほら、なんて攻撃的な響きなんでしょう。
名は体をあらわすとでもいいましょうか、この単語の音はとても尖っている。


なにがこんなにアグレッシブをアグレッシブたらせているんだろう。
疑問に思ったので、"アグレッシブ"を分解して、この単語の音の鋭さの秘訣を探ってみました。




"アグレッシブ"の前半部分である"アグレ−"はそれほど攻撃的ではなく、
むしろ、「おいしく飲めて腸で効く、乳酸菌飲料アグレ」
みたいなイメージすらある。


ということは・・・


"−ェッシブ"


そう、この後半の"エッシブ"こそが攻撃力の源なのである。


"ッ"という促音に"シ"という摩擦音を加えることで生み出されるナイフのような鋭さ。
加えて破裂音である"ブ"を最後に持ってくることによって、破壊力を増すという二重構造。




こいつはホンモノだ−。


絶対に、エッシブの私服は黒で統一されているだろう。
間違ってもアロハなんて着るはずがない。ポロシャツすら着ないのだから。
当然、今までに接客系のバイトなんかもしたことが無いはずである。
ましてやバーミヤンのホールなんかやっていようはずがない。
エッシブが"本格中華はみんなのもの"とか思ってたら俺は引く。
でも、そんなあいつも年賀状はきちんと出すのを俺は知っている。
まあ、きちんとって言ってもいっつも29日頃になっちゃうから、元旦に届かなかったりするんだけどね。






とまあ、エッシブとの思い出話はこれぐらいにしてそろそろ本題に入りましょうか。


つまり何が言いたいかと申しますと、
「名詞+ェッシブ」の形で、攻撃的な様子をあらわす形容詞が作れるのではないかと思ったのです。
ためしに考えたのを書いてみますと、




「小骨+ェッシブ」=コボネッシブ(訳:魚の小骨が喉に刺さっているような)
→内側から人体を破壊しようとするなんてとても攻撃的。


「三桁(みけた)+ェッシブ」=ミケタッシブ(訳:通帳の残高が三桁しかないような)
→残高が四桁ならまだ水道代も引き落とせるのに、百円単位しか無いようでは公共料金の滞納もやむを得ない。行政に対して非常に攻撃的かつ挑戦的。















本題が短いな。