ブルペンからマウンドに行くまでのドラマ

プロ野球交流戦も4カード目に入りました。
なかなかに接戦が多く、見ごたえがある戦いの中で
うれしいことに一番好調を維持しているのがヤクルトスワローズです。
今日は残念ながら連勝が止まってしまいましたが、昨日までは7連勝。


しかし、そんなチーム事情とは裏腹に観客動員は伸び悩んでいます。


今年は「プロ野球改革元年」というスローガンのもとに
各球団が観客動員を増やすために新しい試みを行っています。


巨人はグラウンドに近いシートを設置しましたし、
横浜もバックネットを取り外して、より臨場感を感じてもらう工夫をしています。
広島にいたってはボールを審判に運ぶ犬を採用し、けっこうな話題になっています。




我がヤクルトも「神宮球場満員御礼プロジェクト」の名のもとにいろいろ頑張っているので
ここはアイデアマンを自称する俺が一肌脱ごうじゃありませんか!




そこで目をつけたのがリリーフカーの導入です。
神宮球場はファールグラウンドにブルペンがあり、
マウンドまでの距離が短いためにリリーフカーは必要ないのですが
球場に来てくれたお客さんを楽しませるためにあえてリリーフカーの導入・・・
いえ、リリーフカーっぽい何かの導入で観客を大いに沸かせたいと思います!


ここは是非、ヤクルトで一番リリーフカーに乗る機会が多いであろう
五十嵐投手をいろんな物に乗せてシミュレーションしていきましょう!






・おもしろ自転車
近代ヨーロッパの貴族が乗る、やたら前輪だけがでかい自転車でブルペンからよろよろと
マウンドに向かう五十嵐。そのシルクハットとチョビ髭に観客はもう釘付け。




・生まれたての小鹿
ブルペンでまさに今生まれた小鹿におそるおそる乗る五十嵐。
五十嵐を背に乗せて何度倒れても健気にマウンドを目指すその姿に観客の涙が止まらない。




・母ウミガメ
五十嵐をその背に乗せてゆっくりとマウンドに向かうウミガメ(♀)。
投球練習を始めた五十嵐の横でマウンドに穴を掘ってお産を始めるその姿は
もはや神宮の名物。




・人間大砲
ブルペンに設置されている大砲はマウンドにその照準を合わせている。
出番が来て、渋々その大砲の中に入る五十嵐。
「ドカーーーン!!」
マウンドに向かって発射される五十嵐。


次の瞬間、マウンド上には悶絶する五十嵐が。
どうやら打ち所が悪かったようだ。


ブルペンでは既に発射準備に入っている石井弘寿の姿が。














最後のはファンとしてなんとしても止めねば。ピッチャーがいなくなってしまう。